完成！
役所・施主の完了検査などでバタバタしない工程が必要です
竣工書類の受領 そして引き渡し
■引き渡し書類そして工事が済むと検査を行い、竣工引渡しです。検査は工務店の社内検査、役所検査、施主検査（設計事務所検査）などです。建物および機器類の外観検査・機能検査などを行い、異常がないことを確認しますが、どうしても引っ越しして生活を始めてから気づく点などでてきます。また、台風や冬の季節を迎えて初めて気づくミスなども、たまには出てきます。１年を経過するまでは、そのような手直しの期間と見た方がよさそうです。引き渡しには、引き渡し証、鍵、仕様機器類の保証書・取扱説明書、竣工図、竣工写真などを工務店が建て主に提出します。
■役所検査とは
役所検査は建築基準法を守っているかどうかの検査で仕上げの程度とか美観とかは関知しません。床がはげていたり、使い勝手が悪いとかはどうでもいいことなのです。
いよいよ新しい住まいでの生活、そしてメンテナンスが始まります
■登記事項証明書引き渡しを受けると登記にかかります。建物保存登記を行い、新しい家が法律的に自分の所有物として保護されます。さあ、新しい家での生活が始まります。これからも維持管理まで含めて末永くお付き合いさせていただきます。建物はできたときから劣化・老化が始まります。特に新木材への塗装は、塗料が樹脂のため木部に浸透しにくいので割と早いうちに塗装が色落ちします。また、設備機器類も１０年が目安です。メンテナンスの費用なども新しい家での家計に組み込んでもらいたいものです。
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