人工乾燥
いろいろな方法が開発されていますが・・・・・
人工乾燥とは
人工乾燥装置のうち、最も多く使われているのは、蒸気式乾燥装置で、桟積みした木材を加熱した空気で乾燥する方式です。他に除湿式乾燥装置、真空式乾燥装置、高周波乾燥装置などが利用されています。
蒸気式乾燥方法では、山場で切り倒した水分を多く含んだ樹を直ぐに玉切りにし、石油を燃料にして蒸気を作り、それで木材を乾燥させます。80~120°位の高温で1週間程度、乾燥させます。乾燥期間は短くて済みますが、高温により木の繊維が痛み、強度が落ち、色つやが悪くなり、内部割れも発生している場合もあると言われていますし、無駄なエネルギーを使用しているとしか思えません。CO2排出削減のためにも、なるだけ自然乾燥材を使いたいし、その生産者を応援したいものです。