03-2 PROCESS-02 of DOKOAED-1(TOP・OFFICE・PROCESS)

基本設計は一番重要な作業です

設計者と施主のコミュニケーションがポイント

とにかく伝えること

tyousyo.jpg■住宅計画調書自分の家』に対して持っている夢や希望を設計者にぶつけてください。100%、夢、希望がかなうことは様々な条件の中ではなかなか困難ですが、その作業が『自分の家』に近付く最善の道だと私は考えます。この夢や希望をご家族の方々でお話頂き、それを文字にして住宅計画調書に記入して頂きます。このことが自分たちの住まいに対する確認作業になりますし、設計作業の第一歩になります。住まい手の方が設計者に『家』の条件を伝えることも設計作業の中に入るのではないでしょうか。当然、これ以外の会話の中からも設計条件を設計者はつかんでいきますが、このようなコミュニケーションを通じて間取りや住宅規模、構造、設備などが計画されていきます。このように建て主の持っているおぼろげな『家』のイメージを手紙や打ち合わせなどを通じて具体的な形にする作業が基本設計です。

■住宅設計調書とは
  建て主のご家族の住まいに対する夢や希望・考え方を箇条書きに文章化して
  もらう設計条件シートです。ヒヤリングなどでもご家族の夢・ご希望などを把握し
  ますが、今一度、ご家族皆さんで話し合っていただき、文章化してもらうのです。
  そうすることで、住まいへのイメージがはっきりしますし、これも設計作業の一つ
  とご理解いただいて、積極的に参加していただいています。


設計条件を理解して空間を提案

mokei_kajiwara.jpg■模型は分かりやすいツール住宅調書やヒヤリングなどを通じて、私たちは住まい手のライフスタイルの今と将来・趣味や好き嫌いなどを理解して、ご要望に適う空間を提案します。一度で決まる場合はほとんどありません。何度も施主とプランニングのキャッチボールを繰り返しながら理想の計画に近づけていきます。コミュニケートの手段は図面、スケッチ、模型、CGなどです。 最終的に提案が決まれば、基本設計図・工事費概算書をまとめて基本設計が終わります。

基本設計図と工事費概算書

kihonsekkeiheimennzu.jpg■基本設計平面図基本設計図とは、これまで、いろいろなコミュニケーションを通じて建て主の自分の家に対して持っている夢や希望をぶつけてもらいました。そしてスケッチや模型などを通じて空間を確認してもらいました。それを具体的に二次元の図面としてまとめたものが基本設計図です。住宅の内外の仕上表、平面図、断面図、設備図などです。これを基に次のステップである実施設計へと進んでいきます。また、工事費概算書は設計者である自分が、これまでの経験から今回の計画がどれくらいの工事費になるのかをまとめたもので、実際に施工する側からの工事費算定ではないので目安と考えてもらった方がよいようです。

国土交通省告示第15号 基本設計に関する標準業務内容
(1)設計条件等の整理
(2)法令上の諸条件の調査及び関係機関との打ち合わせ
(3)上下水道ガス電力通信の供給状況の調査・打ち合わせ
(4)基本設計方針の策定
(5)基本設計図書の作成
(6)概算工事費の検討
(7)基本設計内容の建築主への説明等

国土交通省告示第15号
基本設計に関する戸建木造住宅に係る成果図書
(1)総合(仕様概要書・仕上げ概要表・配置図・平面図・断面図・立面図・工事費概算書)
(2)構造(仕様概要書・工事費概算書)
(3)設備(仕様概要書・設備配置図・工事費概算書)




21.png

21.png

21.png

21.png

21.png





LinkIconお気軽にお問合せください

http://dokoaed.web.fc2.com/ UA-9293449-1 inserted by FC2 system