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いよいよ工事着工です

現場を混乱させないタイムリーな監理が必要です

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工事は地鎮祭から

設計監理業務はどれもが重要ですが、特に工事監理が重要です。直接、建物の質に関係するからです。いくら詳細な図面があってもその通りに工事が行われるのをチェックするのは難しいし、建物を設計した設計者でないと、設計主旨を100%活かしながらの工事監理は不可能です。公共工事などでは設計と監理が分離して発注されるケースが多いのですが、それは、仕事の分配という行政的な発想で、建築文化とか、建築の品質などを考えたことではないのです。

それから管理とは工事管理のことで、現場の進行とか協力専門工事業者の指示手配などを指し、監理とは全然、意味が異なります。
家づくりの現場で、設計図面通りの適切な材料が使われているか、基礎・床下・柱梁など壁内部に隠蔽されてしまう部分が問題なく施工されるかなどを建主に代わり、必要な検査を行い、施工者と打合せをし、工事の指導監督を行います。それから、設計図では伝えきれなかった事柄の伝達、施工図の確認なども大切です。
また、デザイン上もっとも重要な材料決めや色彩計画もこの監理段階で実施計画を立て指示します。材料機器の決定や色の決定、時にはサンプルを作り建主さんの承認をもらったり、変更の打ち合わせなども行います。

 木造住宅の場合、工事着工と同時に地鎮祭を行い、木材を発注し、それから約2~3ヶ月で上棟式となります。通常、約6~7ヶ月くらいで完成します。




家づくりの祭事

①地鎮祭
工事の安全を、地の神様に祈願します。神頼みではないけれど、人事を尽くして、更に念を入れて神様にお願いするということです。
近くの神社にお願いするのが一般的のようです。宗教の関係から仏式、またはキリスト教式でお祓いを行う時もあります。

②上棟式
上棟(棟上げ)は木造住宅の見せ場です。それまでは大工さんたちは自分の作業場で数百本の木材に墨付けし、刻み加工の作業をしているので建設現場はあまり、進行はしているようには見えませんが、この棟上げの日に、大勢の大工さんたちが出て、棟梁の指揮の下、家を立ち上げるのです。そして、棟梁が上がると、棟梁のお払いで上棟のお礼とこれからの作業の安全を祈願するのが一般的のようです。お払いが済むと、もちまきがあります。もちまきがあるときには、宣伝はしないのですが、自然とご近所の皆さんが袋を持って集まってきます。そして、建て主さんや大工さんが屋根の上から、餅をまきます。
これを、「せんぐまき」と言って、地の神様へのお払いの意味があるそうです。 

③竣工式
無事、工事の完成を神様に祝う竣工式は住宅の場合は少ないようです。
親戚縁者・ご近所の皆様を招待してのお祝いを竣工式に替えることが住宅の場合は多いようです。また、工事関係者を招いての慰労会を催される建て主さんもいらっしゃいます。


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